ハイエース バン

ハイエースのシートカバーは、乗用車のように「車名と年式」だけでは選べません。

世代、エンジン(ガソリン/ディーゼル)、グレード、2列目のシートベルトの有無、乗車定員と、確認する項目が多く、普通車用のカバーや「ハイエース対応」とだけ書かれた汎用品では、合わないケースがあります。

この記事は、当店の適合表(車種検索)に載っているデータだけをもとに、ハイエース バン(200系)のカバーの選び方と、用途に合うおすすめのデザインをまとめました。ワゴン・コミューターをお探しの方は、ハイエースワゴンのシートカバーガイドをご覧ください。

1. 普通車用がそのまま使えない、6つの理由

ハイエースは商用バンとして作られているため、乗用車とはシートの作りが違います。さらに、同じバンでも次のような違いで、専用の品番が分かれています。当店の適合表に実際に載っている内容です。

  1. 世代で、シートの形が変わる。2026年2月2日以降の一部改良後(いわゆる「9型」)は、1列目の背もたれの形状が改良前と違い、品番が別です。
  2. ガソリン車とディーゼル車で、助手席の形が違う。2017年12月以降は、ディーゼル車の助手席形状が違うため、品番が分かれます(例:ET-1096とET-1172)。
  3. 2列目のシートベルトの有無で、品番が変わる。2列目にシートベルトが付いているか、2列目の座面にシートベルトの収納部があるかで、別の品番になる世代があります。
  4. 乗車定員で、シートの配列が違う。DXは3・6人乗りと9人乗りで品番が別です。9人乗りは3列目まで含む「3列全席分」のセットです。
  5. ワイドボディは、別の車として選ぶ。ワイドボディの方は、車種選択で「ハイエースWIDE」を選んで適合を確認します。2017年12月以降のスーパーロング・ワイドボディ(ディーゼル)のDXは、1列目が独立したキャプテンシートになり、専用の品番になります。
  6. ワゴン・コミューターは、別の品番。バン用の品番は、ワゴン・コミューターには使えません。

最新型(9型・2026年2月以降)の注意

ハイエースは2026年2月2日に一部改良が発売されました。当店の適合表では、2026年2月以降の車両は、現在、S-GL/S-GL “DARK PRIMEⅡ”向けの品番が掲載されています(標準ボディのガソリン2WD車はET-1176、標準ボディのディーゼル車はET-1177)。

適合表には「1列目シートヒーター標準装備」と記載されています。改良前の車両にこの品番は使えません。反対に、改良後の車両に、改良前用の品番は使えません。初度登録年月が2026年2月以降かどうかが目安ですが、境目の時期は車台番号や年式をお知らせいただければ、適合確認を無料で行います。

2. まず、車検証で確認すること

購入前に、車検証で次の3つを確認してください。この3つが分かれば、適合表で品番が絞れます。

  • 初度登録年月:世代の見分けに使います(2012年5月、2017年12月、2026年2月などが境目)。
  • 型式:ガソリン車かディーゼル車かの手がかりになります。
  • グレード:DX(DX-GLパッケージ含む)か、S-GL(PRIME SELECTION・DARK PRIME・DARK PRIMEⅡ含む)かを確認します。

あわせて、標準ボディかワイドボディか、2列目にシートベルトが付いているか、乗車定員も確認してください。

3. 世代・グレード別 品番の早見表

バンの主な品番を、年式順にまとめました。表は目安です。最終的な適合は、車種検索の適合表で、お車のグレードと装備を選んで確認してください。

S-GL(5人乗り)

2026年2月〜(改良後)
品番ガソリン(標準ボディ・2WD):ET-1176
ディーゼル(標準ボディ):ET-1177
1列目の背もたれ形状が改良前と別です。1列目シートヒーター標準装備。アースカラーパッケージにも対応する品番があります。
2017年12月〜2026年1月
品番ガソリン:ET-1096
ディーゼル:ET-1172
ディーゼル車は助手席の形状が違うため、品番が別です。2列目シートベルト標準装備。アースカラーパッケージ可。
2012年5月〜2017年11月
品番ET-1096
2列目シートベルト標準装備。適合型式の確認が必要です。
2004年8月〜2012年4月
品番2列目シートベルト付き:ET-0237
2列目シートベルト無し:ET-0238
標準ルーフ・ミドルルーフで、シート形状は同じです。

DX・DX-GLパッケージ

2016年6月〜
品番3・6人乗り:ET-1099
9人乗り:ET-1632
2列目(9人乗りは3列目も)の座面にシートベルト収納部がある車が対象です。2017年12月以降のスーパーロング・ワイドボディ(ディーゼル)は対象外です。
2012年5月〜2016年5月
品番3・6人乗り:ET-1091
9人乗り:ET-1631
2列目シートベルトの有り・無しの両方に対応します。
2004年8月〜2012年4月
品番3・6人乗り:ET-0239
9人乗り:ET-1630
2列目(9人乗りは3列目も)にシートベルトが無い車が対象です。9人乗りは、ロングボディ・標準ボディ・標準ルーフ・標準フロア。

※2017年12月以降のスーパーロング・ワイドボディ・ハイルーフのディーゼル車(DX)は、ハイエースWIDEの専用品番(ET-1175)です。
※旧型のバン(1996年8月〜2004年7月)のS-GL(5人乗り)は、ET-0235・ET-0236です(ET-0236はレジアスエースと共通)。
※品番に「-01」「-02」などの枝番が付くものは、デザインやセット内容が異なります。商品ページでご確認ください。

4. 用途と予算で選ぶ、おすすめのデザイン

ハイエースは「仕事用だから、とにかく安く」と選ばれがちですが、運転席は毎日・長時間座る場所です。ワンランク上のデザインにすると、座り心地と見た目が変わり、車に乗る時間そのものが快適になります。

まず、当店で実際にご注文の多かったデザインを、その後に上位モデルをご紹介します。選べるデザインは、お車に適合する品番によって異なります(たとえばウルトラスウェードとECTは、2012年5月以降のS-GL向けの品番で選べます)。価格は品番とセット内容(2列全席分/3列全席分)で変わるため、各商品ページでご確認ください。

当店で、実際に選ばれているデザイン

2023年3月以降の、当店のハイエース(バン)のご注文を数えると、ジュニア、ヴィンテージ、キルティングタイプ、ラインの順に多くなっています。入門モデルのジュニアが最も多い一方で、ワンランク上のヴィンテージが2番目に選ばれています。

クラッツィオ ジュニア
ご注文 1位・入門モデル
ジュニア
シンプルなアーチデザインのベーシックモデル。まず純正シートを汚れや傷から守りたい方の、入門におすすめです。
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クラッツィオ ヴィンテージ
ご注文 2位・人気のスタイル系
ヴィンテージ
ヴィンテージ調の生地で車内の雰囲気を一新。機能性とファッション性を兼ね備えた人気モデルで、入門モデルからのワンランク上げにも選ばれています。
ヴィンテージの商品ページを見る
クラッツィオ キルティングタイプ
ご注文 3位
キルティングタイプ
カジュアルでポップなキルティングデザイン。生地の凹凸が作る陰影が特徴で、5種類のカラーから選べます。
キルティングタイプの商品ページを見る
クラッツィオ ライン
ご注文 4位
ライン
センターに縦のステッチラインが際立つモデル。高反発スポンジを内蔵し、長時間のドライブでも疲れにくい仕様です。
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ジュニアで迷っている方へ
入門モデルのジュニアと、ヴィンテージ・プライムなど上のクラスは、同じ品番から選べます。見た目の変わり方も、座ったときの質感も大きく変わるので、予算が許すなら、ひとつ上のモデルを比べてみる価値があります。さらに上質にしたい方には、本革のセンターレザー・リアルレザー、フラッグシップのウルトラスウェードもあります。

上質に仕上げたい方へ(上位モデル)

クラッツィオ ウルトラスウェード
フラッグシップ
ウルトラスウェード
Clazzioの最上位モデル。高級生地ウルトラスウェードをふんだんに使い、3D立体縫製でシートを包み込みます。運転席に毎日座る方に。
ウルトラスウェードの商品ページを見る
クラッツィオ ECTクラッツィオ
上位モデル・本革
ECTクラッツィオ
高級本革生地を使った豪華なデザイン。3D立体縫製で体を包み込む、贅沢な座り心地を求める方に。
ECTクラッツィオの商品ページを見る
クラッツィオ リアルレザー
上位モデル・本革
リアルレザー
本革の風合いを活かした、高級感のあるデザイン。仕事車でも、内装にこだわりたい方に。
リアルレザーの商品ページを見る

質感と価格のバランスで選びたい方へ

クラッツィオ センターレザー
本革の質感をほどよく
センターレザー
シート中央に本革を使ったモデル。リアルレザーより価格を抑えながら、本革の質感を楽しめます。
センターレザーの商品ページを見る
クラッツィオ プライム
迷ったらこれ
プライム
高級PVC(合皮)を使ったラグジュアリーなデザイン。メンテナンス性に優れ、車内を汚れから守ります。
プライムの商品ページを見る
クラッツィオ ジャッカ
座り心地重視
ジャッカ
柔らかなPU素材にパンチング加工を施し、立体構造で仕上げたモデル。長時間の運転でも快適さを求める方に。
ジャッカの商品ページを見る
クラッツィオ ジーンズ
個性を出す
ジーンズ
ヴィンテージデニムを使った、おしゃれなデザイン。街でもキャンプでも映える内装に。
ジーンズの商品ページを見る

仕事で使い倒す・価格を抑えたい方へ

クラッツィオ ストロングレザー キルトタイプ
働くクルマシリーズ
ストロングレザー キルトタイプ
トラック・商用車バン専用の働くクルマシリーズ。汚れや水分に強く、キルトステッチで実用一辺倒に見えない仕上がりです。
ストロングレザー キルトタイプの商品ページを見る
クラッツィオ ストロングレザー
働くクルマシリーズ
ストロングレザー
商用車向けに開発されたBioPVC生地を使った、シンプルなモデル。毎日の乗り降りで消耗しやすい仕事車に。
ストロングレザーの商品ページを見る
クラッツィオ ネオ
価格と実用のバランス
ネオ
オールPVCで、汚れてもさっと拭くだけ。メンテナンス性は抜群で、はじめてのシートカバーにも選びやすいモデルです。
ネオの商品ページを見る
選び方のコツ
仕事用で消耗が気になるなら、働くクルマシリーズ(ストロングレザー・ストロングレザー キルトタイプ)。家族や自分の車として長く乗るなら、ヴィンテージ・プライム・センターレザー・ジャッカ。内装そのものを楽しみたいなら、リアルレザー・ECT・ウルトラスウェードがおすすめです。

5. 素材の違いを知っておく

Clazzioのシートカバーは、素材の組み合わせでデザインが分かれています。

本革+PVC(合皮)
リアルレザー・センターレザー・ECT
本革の風合いと高級感。上質さを優先する方に。
ウルトラスウェード+PVC
ウルトラスウェード・スポーツ
スエード調の上質な質感。
PU+PVC
ジャッカ
柔らかくしなやかなPUにパンチング加工。座り心地重視。
PVC(合皮)
プライム・ネオ・ヴィンテージ・ジーンズ ほか
汚れてもさっと拭ける。お手入れが楽です。
BioPVC(働くクルマシリーズ)
ストロングレザー・ストロングレザー キルトタイプ
商用車向けに開発された、耐久性・メンテナンス性に優れた生地。
メッシュ+PVC
クロス
通気性に優れた生地。夏の蒸れが気になる方に。

6. 取り付け工賃と、頼み方

当店の取付工賃(国産車・税込)の目安です。ハイエースは定員で金額が決まります。

乗車定員取付工賃(税込)作業時間の目安
3人乗り12,100円約1時間
5人乗り17,600円約1.2時間
6人乗り20,900円約1.2時間
9人乗り24,200円約1.5時間

※大阪府内の出張取付は、別途5,500円(税込)です。

ご自身で取り付ける場合は、自分で取り付けるかプロに任せるかの記事もご参考にどうぞ。持ち込みの取り付けをご希望の方は、持ち込み取り付けの流れをご覧ください。

7. よくある質問

Q2026年2月以降の最新型(9型)にも対応していますか?
はい。S-GL/S-GL “DARK PRIMEⅡ”向けの品番(ET-1176・ET-1177)を用意しています。改良前の車両とは1列目の背もたれ形状が違うため、品番が別です。詳しくは「最新型(9型・2026年2月以降)の注意」をご覧ください。
Qシートヒーターが付いていても使えますか?
適合表では、2026年2月以降のS-GLに「1列目シートヒーター標準装備」と記載があり、専用の品番(ET-1176・ET-1177)が用意されています。熱の伝わり方は素材や厚みで変わるため、気になる方は購入前にご相談ください。
Qワイドボディや、ワゴン・コミューターでも使えますか?
ワイドボディは車種選択で「ハイエースWIDE」を選ぶと、専用の適合を確認できます。ワゴン・コミューターは別の品番です。バン用の品番は使えません。
Q品番の見分け方が分かりません。
車検証の初度登録年月・型式・グレードと、2列目のシートベルトの有無、乗車定員が分かれば、適合表で絞れます。分からない場合は、写真や車台番号をお知らせください。適合確認は無料です。
Q全席そろえて買う必要がありますか?
基本の品番は、2列全席分(9人乗りは3列全席分)のセットです。セット内容は、各商品ページに表示されています。
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